Connections
AI・サービスを接続する
接続には2つの場所があります。会話するエンジン(Claude / ChatGPT / Kimi / Gemini)と 画像・音声・動画のサービスは 設定 → 接続。 サーバー(SSH)・MCP・外部 API・メール送信は、左メニュー 他 → 接続 にまとまっています。 エンジンは 1 つでも接続すれば使えます。ほかは、使う機能のぶんだけ後から足していきます。
接続できるもの一覧
| サービス | つなぎ方 | お金 | 使える機能 |
|---|---|---|---|
| Claude | サブスクでログイン(推奨)/ API キー | サブスクなら追加なし | 相談・制作全般。動画生成の司令塔 |
| ChatGPT | サブスクでログイン | サブスクなら追加なし | 相談・文章・コード |
| Kimi | サブスクでログイン | サブスクなら追加なし | 相談・文章・コード |
| Gemini | API キーを貼る | 無料枠あり | 相談・文章 |
| Higgsfield | ブラウザでログイン | クレジット消費 | 動画・画像の生成 |
| OpenAI 画像生成 | API キーを貼る | 従量課金 | 画像生成 |
| ElevenLabs | API キーを貼る | 従量課金 | ナレーション・BGM |
| 外部 API | URL とキーを登録 | サービス次第 | 任意の外部サービス連携 |
| SMTP メール | サーバー情報を登録 | なし | ループの結果通知 |
アプリの案内どおり「Claude か GPT、どちらか 1 つ接続すればはじめられます。動画生成(Higgsfield)には Claude が必要です。 Gemini は使うものだけ」です。全部つなぐ必要はありません。
どの機能が、どのモデルを使うか
WorkPilot は「1つの AI が全部やる」構成ではありません。 1 回の依頼が工程に分かれ、工程ごとに違うサービスを経由します。 たとえば動画は、指示を組み立てるのが Claude、実際に動画を作るのは Higgsfield です。 ここが分かると「なぜ動画だけ作れないのか」がすぐ切り分けられます。
| モード | 工程と経由先 | 必要な接続 |
|---|---|---|
| 相談 | 思考エンジン | Claude / GPT / Kimi / Gemini のどれか1つ |
| 画像 | プロンプト作成 → 画像生成 | Claude / GPT / Kimi / Gemini + OpenAI 画像生成 |
| 動画 | プロンプト作成 → モデリング画像生成 → 動画生成 | Claude(固定)+ OpenAI 画像生成 + Higgsfield |
| 記事 | 本文作成 →(挿絵を作るなら)画像生成 | Claude / GPT / Kimi / Gemini + 任意で OpenAI 画像生成 |
| 音声 | ナレーション/BGM 生成 | ElevenLabs |
| コード | 実装エンジン | Claude / GPT / Kimi / Gemini のどれか1つ |
| 自動字幕 | 音声の文字起こし | 接続不要(Mac の音声認識をその場で使用) |
考える工程(Claude / GPT / Kimi)は契約済みのサブスクで動くので追加料金なし。 追加で費用がかかるのは、OpenAI の画像生成(従量課金)、ElevenLabs の音声(従量課金)、 Higgsfield の動画(クレジット消費)の 3 つだけです。
この既定は 設定 → モデル で工程ごとに変更できます (モデルの既定)。
サブスクでログインする仕組み
Claude・ChatGPT・Kimi は、ターミナルが開いて、ブラウザでログインするという同じ流れです。 初めてだと戸惑うので、先に全体像を押さえてください。
アプリのボタンを押す — WorkPilot がターミナルを開き、公式のログイン命令を自動で入力します。
ターミナルが開く — あなたは基本的に読むだけ。選択肢が出たら ↑↓ と Enter で選びます。
ブラウザでログイン — 各サービスの公式画面で、契約しているアカウントでログインします。
アプリに戻って「接続テスト」 — ここを押さないと接続済みになりません。
ログインは各サービスの公式ページで行われ、認証情報はこの Mac の中に保存されます。 WorkPilot がパスワードを受け取ることはありません。
キーはどこに保存されるか
API キーやパスワードは、この Mac の安全な保管領域(キーチェーン)に暗号化して保存されます。 保存済みの項目には 🔐 Keychainに保存済み と表示され、画面にもファイルにもキー本体は残りません。
- 差し替える — 差し替える場合は新しいキーを入力 に貼って 🔐 保存
- 消す — 削除
Claude
相談・制作の中心になるエンジンです。動画生成は Claude を経由するため、動画を使うなら必須です。 つなぎ方は サブスクでログイン(推奨) と APIキーを使う の 2 つです。
サブスクでログインする(推奨)
-
認証方式を選ぶ
設定 → 接続 の Claude 欄で サブスクでログイン(推奨) を選びます。 説明には このPCのClaudeログインで動きます。 と出ます。 -
ボタンを押す
接続する(ブラウザでログイン)(初回セットアップでは 接続する(Terminalでログイン))を押します。 ターミナルが開き、同梱の Claude プログラムに/loginが渡されます。 -
ログイン方法を選ぶ
ターミナルに選択肢が出ます。サブスク(Claude Pro / Max)のアカウントを選んで Enter。 もう一方は API 課金のアカウント(Anthropic Console)で、こちらを選ぶと使った分だけ請求されます。 -
ブラウザでログイン
自動で開いた Claude の画面で、契約しているアカウントでログインし、アクセスを許可します。 認証コードが表示されたら、コピーしてターミナルに貼り付け Enter。 -
戻って接続テスト
WorkPilot に戻り 接続テスト を押します。 アプリが「OK とだけ返して」という短い質問を実際に送り、返事が返れば 接続OK になります。
ボタンが実行しているのは、同梱の Claude プログラムに対する /login です。
ターミナルを自分で開いて操作したい場合は、Claude Code をインストールしたうえで
claude /login を実行しても同じ結果になります。
API キーで接続する
Claude 欄で APIキーを使う を選びます。
Anthropic のコンソールで発行したキーを貼り、🔐 保存 を押します。
接続テスト で確認します。
API キー方式は使った分だけ課金されます。アプリの注記どおり、商用配布の場面ではこちらか、Anthropic の承認が必要です。 普段づかいならサブスクでログインを選んでください。
ChatGPT
ChatGPT のサブスクでログインして使います。API キーは不要です。 ヒントにも 「ChatGPTでログイン」でブラウザ認証 → 戻って「接続テスト」。ログイン済みならテストだけでOK。 と書かれています。
ChatGPTでログイン を押します。ターミナルが開き、ログイン命令が実行されます。
ブラウザで、契約している ChatGPT アカウントでログインします。
ターミナルに成功表示が出たら閉じて構いません。
WorkPilot に戻って 接続テスト。
同梱の ChatGPT(Codex)プログラムに login を渡しています。
自分で実行する場合は codex login に相当します。
Kimi
Kimi(Moonshot AI)のサブスクで動きます。未導入なら、インストールとログインを 1 つのボタンでまとめて行います。
-
Kimiに接続(インストール/ログイン) を押します。ターミナルが開きます。
-
未導入の場合、公式のインストールが自動で走ります(数十秒〜数分)。 文字がたくさん流れますが、待つだけで構いません。
-
続けてログインが始まり、ブラウザで Kimi アカウントにログインします。
-
WorkPilot に戻って 接続テスト を押します。
| 表示されるメッセージ | 意味と対処 |
|---|---|
| kimi-cli が未インストールです。「Kimiに接続」からインストールしてください。 | プログラム自体がまだ入っていません。同じボタンから入れ直します |
| Kimiが未ログインです。「Kimiに接続」からログインしてください(サブスク必要)。 | 入ってはいるがログインしていません。契約も必要です |
| ターミナルでKimiのセットアップを開始しました。完了後に「接続テスト」を押してください。 | 正常。ターミナルの作業が終わってからテストします |
導入済みなら kimi login。未導入なら公式インストーラを実行してから同じログインを行います。
Gemini
Gemini だけはターミナルを使いません。Google AI Studio の API キーを貼るだけです。無料枠の範囲で使えます。
Google AI Studio で API キーを発行します。
設定 → 接続 の Gemini の欄に貼ります。初回セットアップでは Gemini APIキー の入力欄です。
設定済み・利用できます に変われば完了です。
スレッド右上の AIエンジン から Gemini API(無料枠) を選ぶと、そのスレッドで使われます。
エンジンの選び方・切り替え
新規スレッドで最初に使うエンジンは 設定 → 接続 の 新規スレッドの既定エンジン で決めます。 個別のスレッドでは右上の AIエンジン から切り替えられ、選択はそのスレッドだけに保存されます。
| エンジン | アプリ内の説明 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| Claude | 相談・制作の精度重視 | 迷ったらこれ。動画は必須 |
| GPT | ChatGPTサブスクで実行 | 文章・コード |
| Kimi | Kimiサブスクで実行 | 長文・コード |
| Gemini | Gemini API(無料枠) | 気軽な相談 |
動画生成は Claude を前提に配線されています。動画モードで GPT や Gemini に切り替えると生成が通りません。
Higgsfield(動画・画像生成)
キー入力ではなく、ブラウザでのログインで接続します。ヒントにも手順が書かれています。
接続する(ブラウザでログイン) を押します。ターミナルが開き、動画エンジンを Claude に登録する準備が自動で走ってから、ブラウザで Higgsfield のログインが開きます(初回のみ)。
プランに加入しているアカウントでログインし、アクセスを許可します。
WorkPilot に戻り 再認証 / テスト を押します。
残クレジットとプラン名が表示されれば完了です(例:残 120)。
数字(残クレジット)が出ることが成功の条件です。 つながっていないと Higgsfield に接続できませんでした(この端末で未認証の可能性…) と表示されます。 初回セットアップでは 接続できません。Higgsfieldのプラン加入とログインを確認してください。 と出ます。
OpenAI 画像生成
画像生成に OpenAI の API を使う場合の設定です。OpenAI 画像生成(gpt-image-2)APIキー の欄に
sk- で始まるキーを貼って保存します。
アプリの注記どおり「画像生成は OpenAI の API 課金(ChatGPTサブスクとは別・1枚 数円〜)」です。 使いすぎが不安なら、設定 → 使用量 で 1 日・1 か月の生成上限を決めておけます。
ElevenLabs(ナレーション・BGM)
テキストから音声を作るための接続です。キーは elevenlabs.io の Profile → API Keys で取得します。
ElevenLabs(AIナレーション音声)APIキー の欄に貼って 🔐 保存。
作品エディタの 🗣 AIナレ生成 から使えるようになります。
キーの権限が足りないと、声の読み込みで失敗します(Voices: Read の権限が必要です)。 使い方は作品エディタと書き出しを参照してください。
接続(サーバー・MCP・API・メール)
左メニューの 他 → 接続 に、外部とのつながりが1か所にまとまっています。 サーバー(SSH)・MCP・外部 API・メール送信の4種類を、同じ画面で登録・確認できます。
一覧では、それぞれの状態(つながる/未確認/失敗)と、 どこで使われているか(利用先のコードやスレッド)が分かります。 消す前に影響が見えるので、使っているものを誤って消す事故が起きません。
新しく接続する
見出しの + を押すと、右カラムに なにをつなぎますか? の5択(サーバー/MCP/API/メール/その他)が開きます。
選んだ種類のフォームだけが表示されるので、必要な項目を埋めます。
接続テスト で疎通を確認して保存します。
右半分は設定アシスタントです。「Notion を繋ぎたい」と話しかければ、左のフォームに設定が自動で入ります。 サーバー(SSH)は、Mac の ~/.ssh/config からワンクリックで取り込めます。
コードのデプロイ設定の SSH ホストは 登録済みの接続先から選ぶ 形になりました。 コードを追加するたびに同じサーバー情報を入れ直す必要がありません。 これまでの設定は初回起動時に自動でまとめられます(同じホストは1件に統合。元の値も残るので壊れません)。 接続を消しても、コード側は元の入力値でそのまま動きます。
登録した接続の一覧は、送信のたびに AI へ自動で渡ります。 「設定済みなのに、また接続設定を求められる」ということがなくなりました。
MCP の URL 型(http)の中には Claude 側でログイン認証しているものがあり、そのままでは繋がらない場合があります。 コマンド型は基本そのまま使えます。
SSH は Mac の ssh-agent/Terminal の設定をそのまま使い、アプリが鍵やパスフレーズを預かることはありません。 接続テストも、資格情報の入力を求めない方式で行います。トークン類はキーチェーンに保存されます。
Obsidian の保管庫と繋ぐ
Obsidian をお使いなら、WorkPilot の保存先を保管庫の中に置くことができます。 そうすると、ナレッジの文書・ノート・分身プロフィールが Obsidian からそのまま読めます。 Claude Code も同じファイルを読めるので、WorkPilot と Claude Code を並行して使えます。
左メニュー 他 → 接続 の + → その他 → Obsidian から、保管庫のフォルダを選ぶだけです。
繋いだあと、どこに保存されるか
保管庫の直下は汚しません。WorkPilot が作るファイルはすべて 保管庫/WorkPilot/ の中に入ります。 Obsidian で保管庫を開くと、このフォルダの中に次が並びます。
| フォルダ | 中身 |
|---|---|
| knowledge-base/ | ナレッジを最適化した文書(読める Markdown) |
| identity/ | 分身プロフィール(self-profile.md)と観測の記録 |
| notes/ ・ memo/ | ノートとメモ |
| skills/ ・ reports/ | スキルと、ループの報告 |
いまのデータはどうなるか
繋ぐときに、いまのデータを新しい場所へ引っ越すか選べます(既定は引っ越す)。 引っ越すのは、スレッド・エージェントの記録と、上の表のフォルダです。 コピーなので、元の場所からは消えません。失敗しても元に戻せます。
アップロードした原本・生成物・ログ・受信ファイルは容量が大きいため、保管庫には移しません (原本だけで数 GB になることがあり、Obsidian が重くなったり、同期中の保管庫だと大量のアップロードが走るためです)。 これらは元の場所のまま読み書きを続けるので、今までのナレッジはそのまま使えます。
解除 を押すと、保存先が元のフォルダに戻ります。 保管庫の中のファイルは消しません。
iCloud や Dropbox の中にある保管庫を選ぶと、繋ぐ前に注意が出ます。 同期と同時に書き込むと競合することがあるので、編集中は片方だけにするのが安全です。 Claude Code と同時に使うときも、用途ごとにファイルを分けておくと安心です。
MCP で繋ぐ方法との違い
Obsidian には MCP(Local REST API プラグイン)で繋ぐ方法もあります。こちらは Obsidian のデスクトップアプリが起動している間しか使えません。 閉じていると接続に失敗します。プラグインの導入と API キーの発行も必要です。
保管庫のファイルを読ませたいだけなら MCP は不要です。上の保管庫の共有なら、 Obsidian を起動していなくても動きます。 MCP の画面で Obsidian を選ぶと、この案内と保管庫の共有へ移るボタンが出ます。
SMTP メール送信
ループの実行結果をメールで受け取るための設定です。 左メニュー 他 → 接続 にカードとして並びます。 入力そのものは 設定 → プロファイル の メール送信(SMTP) で行います。
| 項目 | 入れるもの |
|---|---|
| SMTPサーバー | 送信サーバーのホスト名 |
| ポート | 587(STARTTLS)または 465(SSL/TLS) |
| ユーザー名 / パスワード | 送信用アカウント。パスワードはキーチェーンに保存されます |
| 送信元アドレス | 差出人として表示されるアドレス |
| 既定の宛先 | ループの結果を送る先 |
入力後 テスト送信 で実際に届くか確認できます。 件名・本文・宛先はアプリが組み立てるため、AI に送信手段そのものは渡していません。
今つながっているか確かめる
| 確認したいこと | 見る場所 |
|---|---|
| 全部まとめて確認したい | 設定 → 接続 の 接続診断(全サービス一括) |
| Claude / ChatGPT / Kimi | 各欄の 接続テスト → 接続OK |
| Higgsfield | 再認証 / テスト → 残クレジットの数字が出る |
| キーを保存したか | 🔐 Keychainに保存済み の表示 |
| どのエンジンで動いているか | スレッド右上の AIエンジン |
つながらないときの切り分け
| 症状 | 考えられる原因 | 対処 |
|---|---|---|
| ボタンを押してもターミナルが開かない | ウィンドウが背面にある | Dock のターミナルを確認。もう一度押す |
| ログインしたのに接続OKにならない | 接続テストを押していない | アプリに戻って 接続テスト |
| 接続テストが失敗する | ログイン未完了・別アカウント | もう一度ログインからやり直す |
| 途中でターミナルを閉じた | 認証が完了していない | ボタンからやり直す(何度でも可) |
| 動画だけ作れない | Higgsfield 未認証/エンジンが Claude でない | 残クレジット表示とエンジン選択を確認 |
| 時々遅い・止まる | プランの使用量上限 | 設定 → 使用量 を確認 |
それでも解決しないときは困ったとき(症状別)へ。用語が分からない場合は用語集があります。