agents

エージェントを育てる

エージェントは、AIチームで働く「担当者」です。 指揮官・ライター・レビュアーなど 17 の担当が最初から入っていて、 その中身(何を基準に判断し、何を知っていて、どう話すか)を開いて確認でき、使いながら育てられます。 育てた内容は、その担当が仕事をするたびに実際の回答へ反映されます。

開きかた

  1. 左メニューの エージェント を開きます。

  2. 一覧から担当を選ぶと、その担当の画面が開きます。

担当は あなた基本制作事業運営管理自分で作った に分かれています。 名前の右の数字は、その担当が持っている項目の数です。

見出しの で新しい担当を作れます。追加も編集も同じこの画面で行うので、 作ったあとの育て方を別に覚える必要はありません。隣の は、 人から受け取った担当を取り込むボタンです(受け渡し)。

3つの言葉の違い

エージェント=人(誰が担当するか)、スキル=手順(どうやるか)、ナレッジ=知識(何を知っているか)です。 分身エージェント は「あなた自身」です。同じ一覧の先頭(あなた)に並び、 同じ画面で育てられますが、担当エージェントとは別物として扱われます。 設定で 分身を重ねる を ON にすると、担当の人格の上にあなたの判断軸が重なります。

画面の見かた

画面は左右2つに分かれています。

場所役割
左:エージェントナレッジその担当が持っている中身。積み重なって整理されていく場所
右:アシスタントその担当と話す場所。依頼・指導・資料の受け渡しがここで完結する

右で話した内容が、左に反映案として現れます。取り込むかどうかは必ずあなたが決めます。

育つ4つの中身

左のエージェントナレッジは4つに分かれています。上限があるのは、増やしすぎると AI が何を優先すべきか分からなくなるためです。

区分入るもの上限
⚖ 判断基準迷ったときに何を優先するか20
📒 知識・前提覚えておくべき事実・ルール・数字30
💬 話し方語調、伝える順番、長さ10
🧠 考え方仕事の進め方の型10

1項目は1つのことだけを書きます。まとめて長文を貼るのではなく、粒を分けて足していく形です。 各項目には なぜ(根拠)と、どこから来たか(初期装備/直接追加/チャット/資料)が付きます。

最初から実務レベルで入っています

17 の担当には、それぞれ初期装備の項目が入っています。たとえばレビュアーには薬機法の効能 56 項目・景表法・ステマ規制、 ライターには表記ルール、営業には商談で確認すべき項目、法務にはフリーランス新法と取適法が入っています。 空の状態から育て始める必要はありません。

育てる4つの方法

どの方法でも、AI が勝手に書き換えることはありません。提案が出て、あなたが取り込んで初めて反映されます。

1. その場で直接足す

区分の見出しにある を押すと、その場で入力欄が開きます。 すでにある項目は、クリックすればそのまま書き換えられます。

2. 話しながら教える

右のアシスタントに「今後は〜して」「そこは違う、〜が正しい」と伝えると、 反映案がカードで出ます。取り込む で確定、見送る で破棄です。

仕事を頼むこともできます。その担当として答え、判断基準を使ったときは 本文に (基準:…) と添えるので、育てた内容が効いているか目で確認できます。

3. 資料を渡す

左の 資料 パネルにファイルをドロップ(または+)すると、 「◯◯の資料」という専用のナレッジに保管され、OKF化されて検索・参照できるようになります。 元ファイルを移動・削除しても資料は残り、この担当をスレッドに呼ぶと自動で付いてきます(装備ナレッジ)。

右のアシスタントの 📎 からも渡せます。この場合は中身を読んで、 判断基準や知識への反映案も提案します。PDF・Word・Excel・Markdown などをそのまま渡せます。

4. スレッドから引き継ぐ

スレッドで話しながら決めたことは、その場で担当に渡せます。 送信欄の 担当に引き継ぐ を押すと、引き継ぎ先を選ぶ一覧が出ます。

引き継ぎ先どうなるか
新しい担当を作る名前・アイコン・分類を AI が提案して、その場で作成されます(名前はあとから変えられます)
既存の担当・分身その担当のページが開き、反映案が届きます

会話を読んで、次から使える形に整えた項目が 判断基準/知識・前提/話し方/考え方に仕分けされて届きます。 取り込むかどうかは、他の方法と同じく1件ずつあなたが決めます。

その場かぎりのことは持ち込みません

今日の締切、この案件だけの数字といった1回きりの事情は取り出しません。 次も使えることだけが対象です。すでにある内容と重なるものは改訂案として、 食い違うものは矛盾として出るので、どちらを残すか選べます。

「AIチームへ引き継ぐ」との違いは、任せるのか、覚えさせるのかです。 チームへの引き継ぎはその仕事を実行してもらうもの、担当への引き継ぎは次に同じ説明をしなくて済むようにするものです。

矛盾したときと、増えすぎたとき

すでにある項目と食い違う提案が出たときは、3択で確認します。

選択結果
置き換える古い項目を新しい内容に差し替える
両方残すどちらも残す(使い分けがある場合)
見送る取り込まない

区分が上限に近づくと、似た項目を1つにまとめる 統合 の提案が出ます。 統合しても元の項目は 更新履歴 に残るので、何を畳んだかは後から辿れます。

装備ナレッジ

⚙設定の 装備ナレッジ にナレッジを登録しておくと、 その担当をスレッドに呼んだときや、AIチームに参加させたときに、自動で一緒に付いてきます。 毎回ナレッジを選び直す必要がなくなります。

例:レビュアーに薬機法のナレッジを装備しておけば、レビューを頼むたびに自動で参照されます。

自動観測

⚙設定の 自動観測 を ON にすると、 普段のスレッドでその担当に訂正や指導をしたときに、その場面だけを拾って育成の提案として溜めてくれます。 提案は担当のアシスタントに 自動観測 の印つきで届きます。

既定は OFF です

会話の内容を拾う機能なので、初期状態では動きません。使う担当ごとに ON にしてください。 ON にしても、提案が勝手に反映されることはありません。

複製・無効化・初期化・削除

操作できること
複製組み込みの担当をコピーして、自分用に作り替える。名前・アイコン・中身をすべて変更できる
無効化使わない担当を隠す。チーム編成の選択肢からも消える。いつでも戻せる
初期状態に戻す組み込みの担当を初期装備の状態へ戻す
削除担当を一覧から消す。組み込みの担当も消せる。育てた中身も一緒に消える

組み込みの 17 担当も削除できます。消したものは一覧の下に 削除した担当 として残り、戻す でいつでも復帰できます。 ただし戻るのは初期状態で、育てた中身は戻りません。削除の確認では、消える項目の件数をお知らせします。

しばらく使わないだけなら「無効化」

無効化なら育てた中身はそのまま残り、チーム編成の選択肢から隠れるだけです。 使う予定が無くなった担当を整理したいときに削除を使ってください。

名前・アイコン・写真

画面上部の名前をクリックすると、その場で変えられます。組み込みの17担当も改名できます。 「レビュアー(品質)」を自社の呼び方に合わせる、といった使い方ができます。

改名しても紐付けは切れません

名前を変えても、その担当を使っている既存のスレッド・AIチーム・ループはそのまま動きます。 組み込みの担当は 初期状態に戻す で元の名前に戻ります。

左のアイコンをクリックすると、📷 写真を選ぶ😀 アイコンを変える が出ます。 写真とアイコンは別々に持てます。

場所出るもの
エージェント画面・左の一覧写真(無ければアイコン)
装備チップ・チーム編成・スレッドの役札常にアイコン

小さく並ぶ場所で写真を使うと潰れて見分けがつかないため、そこはアイコンのままにしています。

受け渡し(書き出し・取り込み)

育てた担当は、ファイル1つにまとめて他の人に渡せます。 ヘッダーの 渡す を押すと、確認のうえで書き出せます。 受け取った人は、一覧の見出しにある から取り込むだけです。

付いていかないもの

装備ナレッジ・更新履歴・自動観測などの運用設定は含まれません。 相手の環境に無いものを指したり、内部の経緯が漏れたりしないためです。渡るのは判断基準・知識・話し方・考え方と、役割定義です。

渡す前に中身を調べます

APIキー・個人のフォルダのパス・メールアドレス・電話番号らしき記述が混ざっていないかを確認し、 見つかった場合は該当する行を示します。そのまま渡すこともできますが、気になる場合はいったん閉じて直してください。 受け取る側でも、取り込む前に中身と警告を確認できます。

取り込んだ担当は 自分で作った に追加されます。同じ名前があっても上書きはしません。 分身は「あなた自身」なので、書き出しの対象外です。

既定モデル

⚙設定の 既定モデル で、その担当が使うモデルを固定できます。 以前は設定画面にあった「役割別モデル既定」が、担当ごとのこの場所に移りました。

更新履歴

画面下の 更新履歴 を開くと、いつ・どの区分に・何が追加され、 何が統合・削除されたかが時系列で残ります。育てた過程がそのまま記録になります。

次に読むページ