Knowledge
ナレッジ
ナレッジは、プロジェクトの前提・資料・ルールをまとめておく場所です。 スレッドに装備すると、AI は毎回それを読んでから答えるようになります。 「毎回同じ説明をしている」ことに気づいたら、ナレッジにする合図です。
何を入れるか
| 種類 | 例 |
|---|---|
| 前提・指示 | この案件の目的、話し方のトーン、禁止事項、判断の優先順位 |
| 資料 | 製品情報、料金、仕様、過去の議事録、参考リンク |
| ルール・判断ログ | 「こういう時はこうする」と決めたこと、過去の判断とその理由 |
| 接続メモ | 外部サービスへの繋ぎ方、鍵の置き場所、設定済みの内容 |
ナレッジを作る
左メニュー最下部の +新規 → ナレッジ を選びます。
名前を付けます。あとで探すことを考えて、案件名やクライアント名を入れておくと便利です。
前提・指示や、AI に読ませたい内容を書きます。ファイルを追加することもできます。
作ったナレッジは左メニューの ナレッジ 一覧に並びます。
スレッドに装備する
使いたいスレッドを開きます。
送信欄の 📚 ナレッジ・役割・連携 を開きます。
装備したいナレッジを選びます(複数可)。
装備したものは送信欄にチップとして表示されます。何が AI に渡っているかは、ここで常に確認できます。
関係ないナレッジまで装備すると、指示がぼやけて精度が落ちます。 そのスレッドの仕事に効くものだけを選ぶのがコツです。
保存のされ方(OKF)
ナレッジはアプリの中だけに閉じ込められるのではなく、保存先フォルダの
knowledge-base/ の下に、1 ナレッジ=1 フォルダの Markdown として保存されます。
これは OKF(Open Knowledge Format)という公開フォーマットに沿った形です。
| ファイル | 中身 |
|---|---|
instructions.md | 前提・指示 |
ai-knowledge.md | AI 向けにまとめた知識 |
product.md | 製品・サービスの情報 |
この形にしている理由は 2 つあります。ひとつは、アプリの内部データが壊れても前提や指示が失われないこと。 もうひとつは、Markdown なので他の AI ツールにもそのまま渡せることです。 フォルダ名は人が見て分かるように、日本語のまま保持されます。
フォルダで整理する
ナレッジが増えたら、一覧をフォルダで整理できます。各行の 📁 ボタンから操作します。
- フォルダへ移動 — 既存のフォルダに入れる
- 新しいフォルダ… — 名前を付けて新規作成
- フォルダから出す — 階層から出す
フォルダは見た目の整理だけで、連携やファイルの保存場所には影響しません。空になったフォルダは自動で消えます。
接続メモを残す(重要)
外部サービスへの繋ぎ方は、覚えていないと毎回セットアップからやり直しになります。 そこで、接続・認証の情報をナレッジ側にメモとして残しておく運用を推奨します。
- どのサービスに、どの方式でつないでいるか
- 鍵や認証情報がどこに保存されているか(値そのものではなく場所)
- 設定が完了した日付
- 踏んだ落とし穴と、その回避方法
API キーやパスワードの値そのものは書かないでください。 キーはアプリのキーチェーン保存に任せ、メモには「どこに設定済みか」だけを書きます。 ナレッジを共有した相手にも同じ内容が渡ることを前提に判断してください。
チームで共有する
共有スペースに参加していると、+新規 から 共有ナレッジ を作れます。 共有フォルダ経由でメンバーの Mac に同期されます。詳しくはチーム共有スペースを参照してください。
削除するとどうなるか
ナレッジを削除すると確認が出ます。削除後、そのナレッジを装備していたスレッドからは参照が外れます。 共有ナレッジの削除は、スペースの全メンバーから見えなくなり、元に戻せません。
次に読むページ
- エージェントを育てる — 担当にナレッジを装備させる
- スキル — 知識ではなく「手順」を再利用する
- AIチーム — 役割ごとに違う前提を持たせる
- 設定とデータの保存先 — 実際のフォルダ構造